納骨堂とは
納骨堂とは、室内に遺骨を安置、預けることができる施設です。おもに宗教施設(お寺など)の室内の場合が多い。下記のタイプによって、納骨できる遺骨の数などに違いがあります。
納骨堂のタイプ
納骨堂には、大きく分けて3つのタイプが有ります。まず1つ目は、霊廟(れいびょう)タイプと呼ばれる、仏壇型の納骨堂です。納骨堂の上部にご本尊やお位牌(宗旨により異なります)があり、その下に、納骨するスペースを準備されている形です。2つ目は、ロッカータイプの納骨堂です。霊廟タイプに比べると、高さが抑えられており、上下に数段分かれ、各家の納骨堂となるケースが多いです。3つ目が、棚タイプです。棚タイプは比較的大きめの空間に、棚が数段にわたって設置してあり、その部分に納骨をします。大き目の空間には、様々な方が一緒に入りますので、合葬式の納骨堂と考えると良いでしょう。
兵庫、阪神地区の納骨堂の傾向
神戸阪神エリアの納骨堂では、ロッカータイプが一番多いと思われます。次いで霊廟タイプです。ロッカータイプと霊廟タイプの両方が設置されていて、選ぶことができる納骨堂もあります。ロッカータイプの納骨堂のほうが、比較的お求めやすい傾向にあります。
納骨堂の運営者の傾向
神戸阪神エリアでは、多くの場合、お寺の中に納骨堂があります。お寺の場合、檀家さん向けの納骨堂が多いため、宗教が決まっていることが多いです(檀家前提)。その他、年間の管理費が必要な納骨堂が多いです。
納骨堂の価格のめやす
個々の納骨堂によって、価格は様々ですが、求めやすいところで20万円から。高価なところだと、150万円~200万円ほどします。神戸阪神エリアの納骨堂の相場としては、50~80万円くらいだと思われます。
納骨堂 よくあるご質問
お寺の納骨堂を求めた場合、お参りにはいつでも行けるのでしょうか?
個々のお寺によって、お参りに行ける時間が異なります、例えば、「日中は開放しています」という施設もあれば、時間が限られていたり、お寺の方に声をかけてからしかお参りができない場合もあります。どのパターンが多い、と言えないほど、お寺によってまちまちですので、お参りできる時間を、事前に確認をしておくと良いです。